藤井聡太君に学ぶ、子供が将棋で強くなる方法

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AIを駆使して将棋を研究

藤井聡太君がAIを駆使して、将棋の力を付けてきたのは有名です。

藤井聡太君は、AIを活用して将棋のスキルを磨いており、多くの棋士がAIの存在を重要視しています。

彼は序盤研究でAIを使用し、定跡を作成する側に回ったとされています。

また、ディープラーニングを搭載した最先端の将棋ソフトを研究に導入し、従来のAIとは異なる特徴的な手を指すことで、形勢を有利に導いています。

そんな藤井君の少年時代はどうだったのか。まだAIが普及する前の基礎作りを今回は検証してみたいと思います。

定跡の学習と暗記は大事

藤井聡太君の少年時代、将棋学習方法の中で特に注目すべきは、定跡の学習と暗記の重要性です。

彼は幼い頃から『駒落ち定跡』や『羽生の頭脳』などの厚い定跡書を学び、それらを暗記することで将棋の基礎を固めました。

これらの定跡書には、将棋の基本的な戦術や戦略が豊富に含まれており、大人の有段者でさえ全てを覚えるのが難しいほどの内容です。
しかし、藤井君は約2年をかけてこれらを学び、深い理解を築き上げたのです。

定跡の学習は、将棋の世界での成功の鍵を握る要素の一つです。
定跡を知ることで、局面ごとの最適な手順や、さまざまな戦術の応用が可能になります。また、定跡を暗記することは、記憶力や集中力を高めるのにも役立ち、将棋以外の分野においてもそのスキルは有用です。

特に子供が将棋を学ぶ際には、定跡の暗記が非常に効果的です。
子供たちは新しい情報を吸収する能力が高く、複雑な定跡も比較的容易に学ぶことができます。

藤井君のように、幼い頃から定跡に触れることで、将棋の理解が深まるだけでなく、戦術的な思考や先読みの能力も養われます。

加えて、定跡の学習は子供たちにとって楽しい挑戦でもあります。
定跡を学び、それを実戦で使うことで、子供たちは自分の成長を実感し、将棋への興味をさらに深めることができるでしょう。

藤井君の例は、定跡学習の効果が如何に大きいかを示しています。彼のように、子供たちが定跡に取り組むことで、将棋の才能を最大限に引き出すことが可能になります。

詰め将棋の重視

藤井聡太君の将棋学習法の重要な側面の一つに、詰将棋の重視があります。

彼が通っていたふみもと子供将棋教室では、詰将棋の練習に大きな重きを置いていました。

詰将棋とは、特定の局面から相手の王を必ず詰ます方法を見つけ出すパズルのようなものです。
これは、将棋のルールを深く理解する上で基本中の基本とされています。

詰将棋は単にルールの理解に役立つだけでなく、より深い読みや戦術的思考を育てるための重要なツールです。
藤井君は、詰将棋を通じて、将棋の各局面での可能性を予測し、より複雑な戦術的展開を想像する力を養ってきました。

詰将棋は、将棋の終盤における勝利への道筋を見つけるためにも重要です。

詰将棋を解くことは、特に子供たちの思考力の発達に役立ちます。
子供たちは詰将棋を解くことで、論理的思考や問題解決のスキルを養い、将棋の局面において数手先を読む力を高めることができます。

また、詰将棋は挑戦的であり、解決した時の達成感は子供たちのモチベーションを高めることにつながります。

ふみもと子供将棋教室では、ルールを覚えたばかりの子供たちにも最初から詰将棋を課題として与えています。
これにより、子供たちは基本的なルールだけでなく、将棋のより高度な戦術や戦略を学ぶことにも早くから触れることができます。
藤井君自身も、最初から詰将棋に取り組んでおり、これが彼の将棋への理解を深めるのに大きく貢献しました。

藤井君の例は、詰将棋を練習することの価値を示しており、これを模倣することで他の子供たちも将棋での成功を目指すことができるでしょう。

実戦経験は大事

藤井聡太君の将棋学習において、実戦経験の重要性は特筆すべき点です。

彼は幼少期からふみもと子供将棋教室に通い、様々なレベルの対手との対局を通じて実戦スキルを磨きました。

特に、教室には藤井君より年上で経験豊かな強豪が多数いたため、彼は常に高いレベルの対局に挑戦し続けることができました。

対戦を重視することは、将棋の戦術や戦略を実際のゲームで試し、適応する能力を養います。

実際の対局では、様々な戦術に遭遇し、それに対応する必要があるため、柔軟な思考と瞬時の判断力が求められます。
藤井君はこれらの経験を積むことで、将棋の深い理解と実戦での応用力を身につけました。

また、実戦経験はプレッシャーの中での思考力を養うのにも役立ちます。
対戦中は限られた時間の中で最適な手を考え出さなければならないため、このような状況で冷静に考え、決断する能力が自然と身につきます。

藤井君は多くの対局を通じて、このような困難な状況での冷静さと集中力を養っていきました。

さらに、対戦は将棋の楽しさを実感する上でも重要です。

藤井君のように多くの対局に参加することで、子供たちは勝利の喜びや、敗北からの学びを体験することができます。

これらの経験は将棋への情熱を育むと同時に、将棋の技術的な向上にもつながります。

教室の中での対局だけでなく、合宿やトーナメントなど、さまざまな形式の対戦を経験することも重要です。

これにより、子供たちは異なるスタイルの対戦相手に適応し、自分自身のスタイルを確立することができます。

藤井君の成功は、実戦経験の積み重ねがいかに重要かを示しています。

棋譜を学習する

藤井聡太君が将棋の学び方で重視したもう一つの要素が、棋譜の学習です。

彼は幼少期から棋譜を読む練習に励み、これによって将棋の戦術や戦略を深く理解していきました。

棋譜とは、過去の将棋の対局を記録したもので、そこにはプロの対局者たちの巧妙な手順や独創的な戦略が詳細に記されています。

棋譜を読むことの重要性は、実際の対局での経験を補完するものです。

実戦では、限られた対戦相手との経験しか得られませんが、棋譜を通じて様々なスタイルや戦術を学ぶことができます。

藤井君は、棋譜から多様な局面の分析や、有効な手順の理解を深め、自身の将棋の技術を高めていきました。

また、棋譜を読むことは、将棋の歴史や文化を学ぶ上でも重要です。

過去の名局を学ぶことで、将棋の伝統的な価値観や、時代によって変化する戦術の流行を理解することができます。

藤井君はこのような歴史的な知識も身につけ、より深いレベルで将棋を理解していきました。

さらに、棋譜の学習は思考力や分析力の向上にも寄与します。
棋譜を読み解く過程で、なぜその手が選ばれたのか、どのような戦術的な意図があるのかを理解する必要があります。

藤井君はこれらの分析を通じて、より論理的で戦術的な思考を養っていきました。

このように、棋譜の学習を日々の練習に取り入れることで、子供たちも将棋の世界で成長し続けることができるでしょう。

まとめ

将棋を少年時代に習得するには、
定石、詰め将棋、実戦、棋譜の学習。

これらを常に繰り返し学ぶことで、将棋の実力がついてくるのでしょう。

第二、第三の藤井君が出てくるのが楽しみですね。

 

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