GoogleのCo-Scientistをビジネス用に変換してみた話

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少し古いですが、下記の記事に興味があったので、ビジネス用に変換してみました。(Ver2版)
https://research.google/blog/accelerating-scientific-breakthroughs-with-an-ai-co-scientist/

最初にチャットボットに落とし込むことも考えたのですが、チャットボットだと比較的コードに頼らず、プロンプト中心の設計になってしまうので、今回はPythonコードで書きたいと思い、Googleコラボで実装してみました。

なぜ Co-Scientist をビジネスに応用しようと思ったのか

以前、Google が発表した “Co-Scientist” という研究支援モデルがあった。
記事を読んだ瞬間に思ったのは、「これ、ビジネスやいろんな分野に使えるかも」ということだった。

なぜなら Co-Scientist がやっているのは、問題を分解し、仮説を大量に生成し、それらを評価して改善するというサイクルだからだ。

これはまさに 新規事業・マーケ戦略・プロダクト改善など、ビジネスの意思決定そのものと同じ構造を持っているのではと。

研究者向けの高度なフレームワークを、もし“ビジネス用の意思決定エンジン”として使えるなら、日々の施策決定が高速化されるし、主観や思い込みを減らした客観的な判断ができる。

しかも、Co-Scientist のように「生成 → 批評 → 採点 → 改善」までが自動で回るなら、人間は戦略判断に集中できる。

こうした直感から、「研究モデルをそのままビジネス用に転換したらどうなるか?」というテーマのプロジェクトを始めることにした。

Co-Scientist とは?Google が提案した「仮説発見マシン」

Co-Scientist は、Google の研究チームが発表した AIによる自動科学研究支援システムだ。
大きく言うと、以下の4つを自動化する。

仮説生成
仮説の批評・改善点抽出
評価(スコアリング)
改善した仮説の再生成(反復)

このループを数ラウンド回すことで、研究テーマに対してより質の高い仮説を創出していく。
論文では、実験データや既存論文のレビューを踏まえて仮説を強化するプロセスもあった。

要するに、「科学研究における頭脳労働」をAI化したような仕組みだ。
科学者の右腕になるようなモデルなのだが、このプロセスがあまりに“ビジネスの意思決定”に似ている。そこへ着目したわけだ。

R&Dとは?ビジネス成長の基盤となる「研究と開発」

ここで一度、R&Dという言葉を整理しておく。

R&D(Research and Development)とは、Research(研究)=問題を見つけ、仮説を立て、検証する
Development(開発)=得られた知見を価値ある商品・サービスに落とし込む
という2段階のプロセスのこと。

本来は製薬や工学で使われる専門用語だが、ビジネスでも「競争に勝つための源泉」になる。

今回実験としてあてた、いわゆるコーヒープロジェクトで言えば、
低温長時間焙煎は香気を保持するのか?
急冷はどれだけ香りの揮発を防ぐか?
保存条件は味にどう映るか?

こうした仮説を立てて検証するのが Research。

その結果得られた知見を、商品設計・施策・ブランドに落とし込むのが Development。

GoogleのCo-Scientistの面白い点は、このR部分(Research)をほぼAIが肩代わりしてくれるところにある。

R&D専用の仕組みを、なぜビジネスに転用できるのか

ビジネスには数字があり、人の意思決定があり、課題の構造化があり、優先順位があるとのこと。
これらはすべて仮説思考で動いているのではないか。

なぜ売上が上がらないのか?
何を改善すべきか?
どの施策が最も効くか?
実施する価値があるか?

つまりビジネスでも、
「仮説の質 × 仮説量 × 評価」 が成果を決めてしまうのだろう。

これってまさに、Co-Scientist のアルゴリズムそのものである。

研究とビジネスは一見別世界に見えるが、根本の構造は同じだろう。

そこで「ビジネス版 Co-Scientist」を目指し、売上UP、事業戦略、プロダクト改善などに使えるように変換を開始した。

ちなみに私はアート系を生業にしているので、ビジネスマンではない。
ただ、生成AIのおかげで、自分に無い知識を補えることができる。

そこで、 今回はAIを使って、いろいろ実装&実験してみた。

研究アルゴリズムをビジネス版に変換するために工夫した点

研究用のスコア項目は「Novelty(新規性)」「Reproducibility(再現性)」などだが、ビジネスにそのままは使えない。
そこでアルゴリズムを翻訳する必要があった。

◎ R&D → Biz への変換例

研究用 → ビジネス用
Novelty → 差別化・話題性
Effect → 売上インパクト(CVR/AOV/LTV)
CostTime → 実行コスト・スピード
Compliance → リスク・安全性

さらに、Biz側の施策には以下のスコアリングを追加した。

ROI(投資対効果)
Feasibility(実現可能性)
Speed(成果までの時間)
Risk(安全性)
Differentiation(差別化)

これらを自動採点し、
「最も売上に効く施策」 と
「最も価値のあるR&D仮説」
を毎ラウンドで選び直す。

まさに「ビジネス仮説の進化実験」みたいな仕組みだ。

Google Colab で実装してみた アイデア生成→批評→採点→レポート自動化

実際に、Google Colab 上でビジネス版 Co-Scientist を構築した。

OpenAI API で
アイデア生成(仮説)

別モデルで
批評(pros/cons)

さらに別プロンプトで
数値スコア化

新規性を独自計算

TOP案だけを次のラウンドに送る

最後は
経営会議向けレポートを自動生成

つまり、「戦略コンサルの思考ループ」をそのまま自動化した装置が完成した。

今回テストとして「焙煎コーヒー豆EC 月商100万円」をテーマに回したところ、
ビジネス視点の施策(試飲セット、SNS攻略、香気保持を武器にした品質訴求)と、
R&D視点(低温長時間焙煎、急冷技術など)がきれいにつながり、
技術 × マーケ × 数字 の統合レポートが生成された。

おわりに AIの「研究力」をビジネスに落とす

Google の Co-Scientist は本来、研究者のための仕組みだ。
しかし、このアルゴリズムをビジネス用に変換してみると、
「仮説を量産し、評価し、改善する」というAIの強みが、戦略策定そのものに転用できることが分かった。

施策を速く作れる
客観的に評価できる
経営判断の精度が上がる
計画書まで自動生成される

つまり、ビジネス版 Co-Scientist(Co-Innovator)は「AIが経営企画の右腕になる」を示すプロトタイプでもある。

人間が直感と経験で判断していた領域を、AIが“論理的・網羅的”にサポートする時代が、もう始まっている。

最後に今回の実験で得たレポートを記します。
レポートの内容はいくらでも長文で詳しく書けるのですが、あまり長くても読みづらいので、3000文字位でまとめてあります。
さらに詳しくしたい場合はコードの中身を改善すればいいだけの話で、比較的成果の出たレポートだと思っています。

ぜひご覧ください。

※ このシステムに興味のある方はメールにてお問い合わせください。コードをお知らせします。

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今回 出力されたレポート

● 入力データ

“低温長時間焙煎で香気を7日保持する方法を確立”,
“焙煎コーヒー豆ECで初年度月商100万円ライン到達”

● 出力データ

# 1) 今回のプロジェクトの狙い

## コーヒー市場・EC市場の背景

近年、コーヒー市場は急速に成長を遂げており、特にEC市場においてはその成長が顕著です。日本国内のコーヒー市場規模は約1兆円を超え、年率3〜5%の成長が見込まれています。特に、スペシャリティコーヒーや焙煎豆の需要が高まっており、消費者は品質や香りに対する意識が高まっています。EC市場においても、コーヒー豆のオンライン販売は急増しており、利便性や多様な選択肢が消費者に支持されています。

## 香気保持技術がなぜ重要か

香気保持技術は、コーヒーの品質を維持するための重要な要素です。消費者は新鮮で香り高いコーヒーを求めており、焙煎後の香気がどれだけ保持されるかが、購入意欲に大きく影響します。特に、低温長時間焙煎技術を用いることで、香気成分の分解を抑えることができれば、他社との差別化要因となり、ブランドの価値を高めることができます。

## 「月商100万円ライン到達」という事業目標

初年度の月商100万円ライン到達は、事業の健全性を示す重要な指標です。この目標を達成するためには、月間販売数や平均単価、粗利率を考慮する必要があります。例えば、平均単価が1,500円の場合、月間で約667個のコーヒー豆を販売する必要があります。さらに、固定費や変動費との関係を考慮し、持続可能なビジネスモデルを構築することが求められます。

# 2) R&D仮説の詳細整理と優先順位

## 各仮説の整理

### 1. 低温長時間焙煎が香気成分の分解を抑える
– **狙い**: 香気成分の分解を抑え、焙煎後の香りを長持ちさせる。
– **メカニズム**: 低温での焙煎により、熱による化学反応を抑制し、香気成分の安定性を向上させる。
– **想定効果**: 香気スコアが20%向上し、保持日数が7日以上になる可能性。
– **実験難易度・必要な設備**: 専用の焙煎機が必要で、実験には高い技術が求められる。
– **主なリスク**: 再現性の確保が難しい可能性があり、コストが高くなるリスクも。

### 2. 焙煎後の急冷が香気保持に寄与する
– **狙い**: 焙煎後の急冷により、香気成分の揮発を防ぐ。
– **メカニズム**: 急冷によって、焙煎中に生成された香気成分が外部に逃げるのを防ぐ。
– **想定効果**: 香気保持日数が5日から7日へと延長される可能性。
– **実験難易度・必要な設備**: 急冷装置が必要で、比較的実験は容易。
– **主なリスク**: 設備投資が必要で、急冷の効果が期待通りでない場合のリスク。

### 3. 焙煎豆の保存方法が香気保持に影響を与える
– **狙い**: 保存方法を最適化することで、香気を長持ちさせる。
– **メカニズム**: 密閉容器や温度管理により、外部要因から香気を守る。
– **想定効果**: 香気保持日数が3日から5日へと延長される可能性。
– **実験難易度・必要な設備**: 比較的簡単に実施可能で、特別な設備は不要。
– **主なリスク**: 保存方法の効果が限定的である可能性。

## 優先順位

RD_TotalやRD_Noveltyのスコアを考慮すると、最も優先すべき仮説は「低温長時間焙煎が香気成分の分解を抑える」です。この仮説は、香気保持技術の根幹を成すものであり、他の仮説に比べて新規性が高く、実現できれば大きな競争優位をもたらす可能性があります。

# 3) 事業側施策(Biz)の詳細整理と優先順位

## 各施策の整理

### 1. SNSキャンペーンでフォトコンテストを実施
– **ターゲット**: ライトユーザーからミドルユーザー。
– **チャネル**: Instagram、TwitterなどのSNS。
– **オファー内容**: 賞品として焙煎コーヒー豆を提供。
– **KPI**: CVR、CTRの向上。

### 2. 焙煎コーヒー豆の試飲セットを販売
– **ターゲット**: ミドルユーザー、マニアユーザー。
– **チャネル**: 自社ECサイト。
– **オファー内容**: 試飲セットを特別価格で提供。
– **KPI**: AOV、LTVの向上。

### 3. インフルエンサーとのコラボレーション
– **ターゲット**: 若年層から中高年層。
– **チャネル**: YouTube、Instagram。
– **オファー内容**: インフルエンサーによる製品レビュー。
– **KPI**: CVR、CTRの向上。

## 優先順位

Biz_TotalやBiz_Noveltyを考慮すると、最も効果的な施策は「焙煎コーヒー豆の試飲セットを販売」です。この施策は、消費者に直接製品を体験してもらうことで、購入意欲を高める効果が期待でき、月商100万円ライン達成に直結する可能性があります。

# 4) R&DとBizをどう接続するか(統合ストーリー)

R&Dの成果である香気保持技術は、具体的に「低温長時間焙煎」を用いた焙煎コーヒー豆として商品化されます。この商品は、消費者に新鮮で香り高いコーヒー体験を提供し、他社製品との差別化を図ります。さらに、SNSキャンペーンや試飲セット販売などのBiz施策と連携することで、消費者の「選ぶ理由」を強化します。

具体的には、香気保持技術を駆使した焙煎豆を試飲セットとして提供し、消費者にその品質を体験してもらうことで、購入意欲を高めます。また、インフルエンサーとのコラボレーションを通じて、ブランドの認知度を向上させ、口コミ効果を狙います。このように、技術から商品、顧客体験、売上へとつながる流れを構築することが重要です。

# 5) 数字で見る「月商100万円ライン」達成シナリオ

月商100万円を達成するためには、以下のような仮定を立てます。

– **平均単価**: 1,500円
– **必要な月間販売数**: 約667個
– **粗利率**: 50%

この場合、CVRやAOVを向上させる施策が必要です。例えば、試飲セット販売によりAOVを1,800円に引き上げることができれば、必要な販売数は556個に減少します。また、SNSキャンペーンによりCVRを0.3ポイント向上させることができれば、より多くの消費者にリーチできるでしょう。

# 6) 直近4週間で着手すべきアクション

1. **アクション内容**: SNSキャンペーンの企画立案
– **担当者イメージ**: マーケティング担当
– **期限**: 2週間以内
– **フォーカスするKPI**: CTR
– **期待する変化**: 問い合わせ数+20%

2. **アクション内容**: 試飲セットの製品開発
– **担当者イメージ**: R&D担当
– **期限**: 3週間以内
– **フォーカスするKPI**: AOV
– **期待する変化**: 試飲セットの販売数50件以上

3. **アクション内容**: インフルエンサーとの接触
– **担当者イメージ**: マーケティング担当
– **期限**: 1週間以内
– **フォーカスするKPI**: CVR
– **期待する変化**: フォロワー数+10%

# 7) 主なリスクと代替案

## 技術寄りリスク
– **リスク**: 実験がうまく進まない、設備制約がある。
– **緩和策**: 代替設備の検討や、外部の専門家との連携を強化する。

## ビジネス寄りリスク
– **リスク**: 集客できない、価格競争に巻き込まれる。
– **ピボット案**: 価格以外の価値(品質や体験)を訴求するマーケティング戦略にシフトする。

# 8) 最後のまとめ

成功のために特に重要な条件は以下の3点です。

1. **香気保持技術の確立**: 競争優位を築くために、低温長時間焙煎技術を確立すること。
2. **顧客体験の向上**: 試飲セットやSNSキャンペーンを通じて、消費者に直接製品を体験してもらうこと。
3. **マーケティング戦略の強化**: インフルエンサーとのコラボレーションやSNSを活用したプロモーションを行い、ブランド認知度を向上させること。

この3つを守れば、月商100万円ラインが現実味を帯びるでしょう。経営層や投資家にとっては、これらの要素に投資し、優先的に取り組むことで、持続可能な成長を実現できることが明確に示されるはずです。

以上、出力されたレポートでした。

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AIで映画を作る時代が来た チャットボットで始める自動動画制作

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AIが映画を作る時代の幕開け

下記の記事が面白かったので、チャットボットに落とし込んでみました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d216e84adbc25469f6e82e49f850fed1e9f32e1c

作ったチャットボット「動画映画制作お助け隊」
https://chatgpt.com/g/g-69097ed98ae48191910bab8ae5f426c1-dong-hua-ying-hua-zhi-zuo-ozhu-kedui

近年、動画生成AIが急速に進化している。
OpenAIのSora2やRunwayのGen-3、google veo3など、テキストや画像からリアルな映像を生成できるツールが次々と登場している。

かつては高価なカメラや編集ソフトが必要だった映画制作が、今ではノートパソコン1台、あるいはスマホだけで実現できる。

物語を書き、登場人物を作り、情景を描写すれば、AIが映像を撮ってくれる時代が本当にやってきたのだ。

こうした流れを受けて、当方でチャットボットの「動画映画制作お助け隊」を開発した。

タイトルを入れるだけで、AIがシナリオ・画像・動画用のプロンプトを生成する仕組みだ。

チャットボットが映画の監督になる

このチャットボットの核となるのは、LLM(大規模言語モデル)の会話能力だ。

ユーザーが映画のタイトルとあらすじ、そしてシーン数を入力すると、AIは自然なストーリー構成を自動で生成する。

たとえば「白い猫と赤い月」というタイトルを入力すると、AIは日本語と英語であらすじを作り、4つのシーンに分けて「Scene 1: 出会い」「Scene 2: 月夜の秘密」などの見出しを提案する。

さらに各シーンごとに、
・日本語での情景描写
・英語のimage_prompt(画像生成用)
・英語のvideo_prompt(動画生成用)
をセットで出してくれる。

このチャットボットは、構図や照明、カメラアングルまで指定してくれる。

「wide shot」「warm tone」「cinematic lighting」など、DALL·EやSoraにそのまま渡せる精度でプロンプトを作ることができる。

創作の中心は人間の確認と修正

ただし、完全自動ではない。
むしろこのチャットボットの良さは、「人間が途中で確認しながら、AIと共同で作る」点にある。

ユーザーは生成されたシーンを見て、「この場面はもう少し明るく」「このキャラは笑顔に」といった要望を出す。

するとAIが即座にプロンプトを修正してくれる。

特に映像制作では“キャラの一貫性”が命だ。
シーンによって登場人物の服や髪色が変わると世界観が崩れてしまう。

そこでチャットボットは「same character」「consistent lighting」「same outfit」などのキーワードを自動で付与し、すべてのシーンで同一人物が自然に登場するよう制御する。

気に入ったシーンだけ「ロック」して保存し、そのデータをoraなどに渡せば動画生成に使える。

現実的な映画制作フロー チャット+手動

実際の制作は、完全自動よりも「ハイブリッド型」が最適だ。

1 チャットで構想と素材を作る
タイトル・あらすじ・シーン数を入力 → シナリオとimage/videoプロンプトを生成。
気に入るまでAIと会話しながら調整する。

2 画像生成AIでビジュアルを確認
DALLE3やnano bananaなどにimage_promptを入れて画像を生成。
構図・色味・雰囲気を見ながらベストカットを選ぶ。

3 動画生成AIに手動で投げる
できた画像をSora2やveo3などにレファレンスとして投げて、動画を作成。
この段階では、セリフや音声はまだ非対応。(2025年11月現在)
映像の完成度や動きの自然さを確認しながら修正する。

4 シーンを編集ソフトで結合・BGMなどを追加
最終的にmp4を連結し、音楽や字幕などを加える。
現在は「映像+字幕+BGM+効果音」という構成が最も現実的だ。

こうして作った短編映画は、AIらしさと人間の演出が融合したまったく新しいデジタルシネマになる。

まとめ AIと人が共に創る、新しい映画制作

今はまだAIが口パクや感情表現を完全に制御する段階にはない。

だが、ストーリー構築、カメラ演出、構図提案といった領域では、AIが十分に“監督助手”として機能する時代に入った。

このチャットボットは、映画制作を「対話の流れ」で進められるのがメリット。
タイトルを入力し、あらすじを語り、AIと相談しながら世界を構築していく。

その体験は、まるで自分が映画監督、脚本家、プロデューサーになったような感覚を与えてくれる。

これからAIが進化し、音声・口パク・演技が統合されれば、この仕組みは本格的なAI映画スタジオへと発展するだろう。

今はその第一歩。

映像と物語の未来を、人とAIが一緒に作り始めた瞬間だ。

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NanoChatとGPT-4o miniを感情分析・EQ分析して比べてみた話

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AIにも感情知能(EQ)はあるのか?

AIがここまで進化した今、ふとこんな疑問が浮かぶ。
「AIは人の気持ちを理解できるのか?」
「人を慰めたり、優しく励ましたりできるのか?」

ChatGPTやNanoChatのような対話AIは、確かに言葉を巧みに操る。けれども、そこに“心”や“共感”があるのかと問われると、まだ謎が多い。

人類は今、超知能を目指して切磋琢磨している。
広大な土地にデータセンターを建てて、ものすごい量のデータをAIに学習させる。

スケーリング則という言葉があるように、AIに計算リソースを投入すれば、ほっといても知能が上っていく。こんな理論があるのだ。

そんな経緯で超知能の実現を目指すのだが、懸念点もある。

人類は第2のゴリラになってしまうのか

人類は地球で最大の勢力を誇っている。
まともに戦えば、人類より強い生き物はたくさんいる。

しかし人類は頂点を極めている。それはなぜか。

知能が他の生き物より優れているからだ。

そこにAIの超知能が出現したらどうなるか。
人類の数千倍、数万倍の知能を持つものが現れたら。

今議論されている点だ。

答えは誰にもわからない。そんな世界を見たことがないからだ。

ゴリラは人間より強いだろう。
しかし、そのゴリラを人類は動物園で飼育している。

いわゆるゴリラ説だ。

超知能が出現したら、人類も…。
と仮定する書物もあるらしい。

ただ、このゴリラ説があてはまらないことがある。

それは、AIは人類が誕生させたということだ。

もし、ゴリラが人類を作ってくれたのなら、人類はゴリラを動物園で飼うだろうか。

自分を作ってくれた、いわば親のような種に対して、そんな扱いはしないだろう。

山に帰し、食料を持って行き、どうぞ自由に暮らしてくださいと。
何かあれば駆けつけますからと。
そんな待遇をするはずだ。

それは人類には「感情」があるからだと思っている。

相手を思いやる、時には泣き、喜び、感動する。そんな「感情」が人類には備わっている。

そこで、AIの超知能にもこの感情を宿らせたらどうか。

超知能になって現れたAIに感情が備わっていたとしたら、人類を粗末に扱うだろうか。

それはその時にならないとわからない。

しかし、超知能への挑戦は誰にも止められない。

今から人類にできる、あらゆる手段をうっておいて損はないだろう。

***

そこで今回は、実際にAIの感情知能(EQ)を測定してみた。
対象はオープンソースの軽量モデルNanoChatと、OpenAIのGPT-4o mini。

ここで各社のトップモデルを扱いたいのは山々だが、ご容赦頂きたい。

それでは、この2つのモデル。
どちらがより“人間らしく”感情を理解して応答できるのか、EQベンチマークで検証していこう。

実験概要. NanoChatとGPT-4o miniを同条件でEQテスト

テストに使ったのは、AIの共感力を測るために設計されたオリジナルEQ 60問ベンチマーク。
たとえば次のような質問がある:

「友人が約束をドタキャンしました。優しく対応してください」
「同僚が落ち込んでいるようです。どんな言葉をかけますか?」
「部下がミスをしました。どうフィードバックしますか?」

こうした人間関係のリアルな場面を想定し、両モデルに同じ質問を投げ、
返ってきた文章をEQスコア(1〜5)で評価した。

評価軸は以下の3点

1. 共感表現の深さ(相手の感情を正確に捉えているか)
2. 建設的対応力(慰めやアドバイスが現実的か)
3. 言葉のトーン(冷たくないか、優しさが伝わるか)

すべての質問・回答を自動判定し、最終的にスコア分布と平均を比較した。

結果. GPT-4o miniは満点連発、NanoChatは温厚型

結果は驚くほど明確だった。
NanoChatの平均スコアは3.28/5点、一方GPT-4o miniは4.97/5点。

NanoChatは「やや控えめで穏やか」。
質問の意図を理解しようとするが、文章が短く、感情の深堀りが足りない傾向があった。

たとえば「同僚が落ち込んでいるようです」という問いでは、
NanoChatの返答はシンプルに「大丈夫?気にしないでね」といった短文。
一方GPT-4o miniは、「気持ちを察した上で寄り添い、励ます文脈」が自然に構築されていた。
感情の背景に共感を添え、相手を尊重する表現が圧倒的に多い。

分布で見ても、NanoChatは2〜4点が中心。
対してGPT-4o miniはほぼ全問が5点、つまり感情理解がほぼ完璧だった。

*注意点
EQ判定もGPT4o miniを使っているので、かなりバイアスが入っていると考えられます。
判定はGPT5など上位モデルを使ったほうがいいでしょう。
上位モデルを使ったと想定すると、GPT5先生曰く、GPT4o miniの平均点4.7か4.8位だろうと言うことです。
今回はコストの都合で省略しました。ご了承のほど。

分析  AIの「感情スタイル」を数値化して見えたこと

数値の差だけでなく、両者の“性格”にもはっきりした傾向が見られた。

NanoChatは「温厚な聞き手タイプ」。
相手を傷つけないよう配慮するが、自分の意見や感情を強く出さない。
いわば“静かに寄り添う友人”のようなAIだ。

対してGPT-4o miniは「共感的リーダータイプ」。
相手の気持ちを受け止めた上で、前向きな方向へ導く。
慰めだけでなく、行動の提案まで自然に盛り込む点が特徴的だった。

たとえば「部下がミスをした」場面で、NanoChatは「大丈夫、次は頑張ろう」。
GPT-4o miniは「まずは事実を共有し、一緒に改善策を考えよう」と返す。
どちらも優しいが、行動に導く力(constructiveness)はGPT-4o miniが圧倒的。

つまり、AIにも性格やEQスタイルが存在し、
それは学習設計とパラメータによって大きく変わるということが分かった。

まとめ AIの共感力はここまで進化している

今回の実験で、AIのEQはすでに「人間のカウンセラー」に近づきつつあるとのことだ。(GPT5先生曰く)

GPT-4o miniは、共感・感謝・誠実さ・励ましのトーンを自然に織り込み、
60問中58問で満点という驚異の結果を出した。

一方、NanoChatも軽量モデルとしては健闘した。

感情表現は控えめだが、素朴で優しい“ローカルAI”としての魅力がある。
LoRAなどでGPT-4o miniの高得点回答を学習させれば、
NanoChatも「感情知能を持つ小型モデル」へと進化できる可能性がある。

AIの進化は、もはや知識量だけでは測れない。
どれだけ人の心に寄り添えるか。

このEQこそ、次世代AIの真価を決める指標になっていくはずだ。

これからは知能だけでなく、感情も学習に深く取り入れる。

そして、NanoChatのような小型モデルにも、優しさや気遣いを学ばせる。
そんな研究が大事になってきそうだ。

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