マスターズのオーガスタナショナルGCを日本で再現できるのか?

マスターズのオーガスタナショナルGCを日本で再現できるのか?

前回と引き続き、今回もマスターズ絡みのネタです。
しばし、お付き合いを。

世界中のゴルファーが憧れる「マスターズ・トーナメント」

その舞台となるオーガスタナショナル・ゴルフクラブ(GC)は、美しい芝と戦略性あふれる設計、そして四季折々の花や木々に囲まれた極上のゴルフコースとして知られています。

なんでもラフはないとか。また傾斜はテレビで見ると分かりずらいですが、かなりのアップダウンがあるコースのようです。

そんなオーガスタナショナルGC。ゴルフ好きなら誰でも一度はこのコースを回ってみたいと思うでしょう。

しかし、本場アメリカに行くのも手間と時間がかかるし、行けたところで、オーガスタはメンバーシップコースなので、メンバーの同伴がないと回れません。

なんでもメンバーは世界で250人しかいないとか。
あのマイクロソフト創業者のビルゲイツでさえ、入会を何度も断られ、7年とかかけてやっとメンバー入りしたという逸話があります。

あの白いクラブハウスもいいですよね。
なんでも大通りから小さい看板で「オーガスタナショナルGC」の表記があり、その小道に入っていくと、
まっすぐ先に、例の白いクラブハウスが見えてくるそうです。

日本から出場した某プロの動画を見ましたが、あのクラブハウスを見て泣かなかった同伴者は1人もいなかったとか。
全ての人を感無量にする。そんな魔法のようなゴルフコースみたいです。

そんなオーガスタGC。全ホールは無理でも、
最終ホール18番。
池越えショートの12番。
ロングで2オン狙えるのかの2番。

せめてこの3ホールだけでも回ってみたいなーと常々思ってました。

で、こう考えたのです。

このオーガスタを日本国内で再現することは可能なのか?

もし可能なら費用とか手間とか、いろんな問題があるだろうなと。

そこで今回は、芝や樹木の環境面、建設費用、そして法的な問題まで含めて、オーガスタGCの「日本再現プラン」をAIを使って、徹底的に検証してみました。

使用したのはchatGPTとgoogle GeminiのdeepReserchです。
こいつらで徹底的に調べてみました。

以下、ゴルフ好きの読み物として、軽く読み流してください。

オーガスタの再現計画を具体的に並べる

芝と樹木の環境再現性

オーガスタのグリーンはベントグラス、フェアウェイとラフにはバミューダグラスやライグラス、ケンタッキーブルーグラスなどが使われています。これらを日本で再現するには、地域の気候との相性がカギになるようです。

例えば、埼玉県⚪︎⚪︎市のような北緯36度近辺の都市では、夏の高温多湿がベントグラスにとってストレスになるものの、冷却装置(SubAirなど)を導入すればグリーンの品質は維持できるよう。

さらに、バミューダやライグラスといった芝種は、気温や湿度の調整によって使い分けることで、四季に対応した芝の再現も可能のようです。

一方、南九州(鹿児島や宮崎)などオーガスタとほぼ同緯度(北緯33度付近)の地域なら、気候条件がかなり似ているため、芝の再現性は高まるとのこと。

夏も冬も温暖で、雨も多いため、芝の成長には適した環境。ただし湿度と雨量がアメリカ南部よりも高いため、水はけの良い土壌設計や排水システムの構築が必要になるようです。

また、オーガスタにはツツジ、モクレン、ハナミズキ、ロブロリーパインなどの美しい樹木が並びますが、これらも日本で育てることも可能のようです。

特にツツジやハナミズキは日本原産・または親戚のような存在で、むしろ日本の方が得意な植物とも言えるらしいです。

建設費用のリアル

最大のハードルは「資金」。
オーガスタのような高品質なゴルフ場をつくるには、莫大な建設費が必要のようです。

たとえば、1ホールあたりの建設費は、3000万円~1.5億円が相場。グリーンの冷却設備、芝の維持管理、設計費用を加味すると、1ホールで2億円を超えるケースも珍しくないとのこと。

これが18ホールになると、コースだけで約50~70億円、さらに土地代を含めると総額80億円を超える可能性も出てきますね。

仮にミニチュアとして3ホール(ロング・ミドル・ショート各1つ)を作るとしても、5~8億円程度の投資が必要だそうです。

しかもこれらはクラブハウスは別途のコース費用だけの話。

高級感を重視すればするほど、費用は青天井になりますね。

著作権や名称の注意点

ここからは法的な問題をみてみましょう。

まず、ゴルフ場のレイアウトや設計のアイデアそのものには著作権は基本的に適用されないようです。
つまり、フェアウェイの形やホールの長さを真似すること自体は違法にはなりません。

ただし、「オーガスタ」や「マスターズ」といった名称やロゴは商標権で保護されているため、商業利用や誤認を招くような使い方はNGです。
広告で「マスターズ公式コース再現!」などとうたってしまうと、米国側から警告を受けるリスクがあります。

そのため、「オーガスタ風」「オーガスタにインスパイアされた」といった表現や、あくまで独自名称で展開することが重要とのこと。
景観を真似しつつも、独自ブランドとして構築することが現実的な落としどころになります。

結論は?

結論から言えば、日本でオーガスタナショナルGCを再現することは「技術的には可能」のようです。

気候条件に合った地域を選び、芝の品種を調整し、手間暇とコストをかければ、オーガスタのような緑と戦略性のあるコースを作ることはできる。

しかしながら、それを実現するには数十億円規模の予算と、長期的な維持管理体制が必要になります。
さらに商標やブランド表現にも注意しなければなりません。

つまり、日本で「オーガスタ再現コースを体験したい」という夢は、慎重に計画すれば決して夢物語ではない。
ただし、本家と同じクオリティを目指すなら、それなりの覚悟が必要――ということになりそうです。

「オーガスタ再現計画」、あなたならどこに建てますか?

ZOZO創業者の前澤さんあたりが、作ってくれないかなあ。
3ホールでもいいんで。お客さん入りますよー。

そんな感じで、夢のゴルフ場づくりを想像力で広げてみるのも面白いかもしれませんね。

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